【5/24】来週の展望 悪材料多いが「見て見ぬふり相場」が継続?
まずは、前週の振り返りから。
日経平均+1.75%
マザーズ+10.38%
S&P500+3.20%
海外での感染第2波懸念、米中対立激化、企業破綻リスクの増大等を背景に軟調推移を想定したが、ワクチン開発への期待や米国のロックダウン全面解除等の好材料が勝った。特にマザーズ指数がえらい強かった。
金曜日の「中国が香港への国家安全法適用を協議」という悪材料に関しても、時間外で急落していた米国市場は往って来いの展開となり、下値の堅さをみせた。
来週の展望
<ポイント>
調整リスクは日々高まり続けているものの、ワクチン開発や経済再開などの強気材料もあることから、基本的にはいいとこ取り(悪材料の過小評価)の地合が続きそう。
決算発表も一巡し手掛かり難のなか、業績の裏付けもなく雰囲気だけで急上昇した銘柄は、調整リスクが大きい。少なくとも買い時ではないだろう。
注目ニュース
土日の日経朝刊から気になったものを三つ。
悪いニュースばかりになってしまった・・・。
海外での感染第2波
州によってかなり差があるみたいだけど、24/50州で感染再拡大となると、全米の感染者数も上向いてしまうよね。
来週1週間ではまだ市場は問題視しないかもしれないが、このままでは1ヵ月以内には下落要因になりそう。
米中対立激化
米中対立は現在進行形で悪化。こちらは市場を少し揺らし始めている。
米大統領選に向け、これで終わるはずはないか。
新興国の債務リスク
これが一番恐いかも。上の2つのリスクに比べ、市場はあまり気にしていないというか、織り込んでいない感じ?
注意しとくに越したことはない。