【6/6】来週の展望 ナスダック最高値で弱気派は白旗?!
まずは、今週の振り返りから。
日経平均+3.74%
マザーズ+1.39%
S&P500+4.91%
今週は、米経済指標の改善や経済活動再開による景気回復期待といった名文はあったものの、どちらかといえばモメンタムや需給主導での上昇となり、懐疑的な目で見る投資家も多かった。
金曜日の米雇用統計は超ポジティブサプライズとなり米国株は大幅高。ナスダック総合指数は史上最高値(ザラバベース)を更新し、市場心理は一気に強気に傾いた。
来週の展望
<ポイント>
- 売り方は総踏み上げで一掃、弱気派も持たざるリスク台頭で買い転換か
- 指数ベースではひとまずピークをつけやすい
- 出遅れへ資金シフトとなっても、長い目で見れば買う価値はない
米雇用統計は詳細を分析する必要があるとの見方もあるが、理由はどうであれ、コロナショックからの戻りを牽引してきたナスダック総合指数が最高値を更新(ザラバベース)したことは大きい。最後まで抵抗していた弱気派がギブアップしておかしくないだろう。日米ともに相場の過熱感は強い中、指数的には今後1~2週間でひとまずのピークを付ける可能性があるが、ハイテクから銀行などの出遅れセクターに資金が循環するようだと、まだ強い地合いが続くだろう。
ジョン・テンプルトンの格言を拝借すると、今週までが「懐疑の中で育つ」ときで、来週から「楽観の中で成熟」するステージではないか?
注目ニュース
土日の日経朝刊から気になったもの3つ。
日本は国際的にも行政のIT化に出遅れており、今後の課題。
官公庁向けにITクラウド事業を展開しているサイバーリンクス(3683)にとっては追い風だなあ。
インバウンド医療といったらJMDC(4483)っすね!
以下、成長可能性に関する説明資料より。まあ業績への寄与はまだまだこれからだろうけどな~
コロナをきっかけに今年から伸びるかな?
インバウンド関連にとってはネガティブニュース(とはいえ既知?)。
関連銘柄の戻りは買ってはいけないね。