『計画を立てないのは、 失敗する計画を立てているのと同じ』
地震や津波と同じで、相場も事前に暴落に対する行動を決めておかないと、いざというときに動けない。
暴落のピンチが襲ってきたときの恐怖感には抗い難く、頭では分かっていても、心が耐え切れず、底値近くになってから投げてしまう。
そして、掘り出し物を格安で手に入れるチャンスを逃し、その後の株価回復にも乗り遅れる。
これを繰り返してきたのが私、まるです。
この底値近くになってから投げるという投資における大罪を防ぐためにポートフォリオ管理ルールを設け、『人事を尽くして天命を待つ』!!
基本ポートフォリオ比率
基本ポートフォリオとして、
・中長期テンバガー枠:45%
・長期優待枠:30%
・金積立:5%
・現金:20%
を大まかに維持していく。
現金20%は上げ相場では機会損失になり得るが、ショック時のメンタル維持のために絶対必要。
ショック・暴落時は、現金を買い増しに充てる。
願わくば暴落の陰の極において、現金比率をゼロにできることが理想。
定期的な入金
毎月3万円を確保していく。
別途、ボーナス月(6月&12月)は、各42万円入金する。
合計、年120万円入金=NISA枠と同額。
分散購入
有望な銘柄が見つかっても一気に買わず、価格・時間を分散させて買い増していく。
基本的にはキャッシュ比率20%を維持しつつ、3カ月毎を目安に買う。
(ただし、決算発表の1カ月前以内は避ける)。
(銘柄の選定や損切りについては、別記事を予定)
ただし、相場暴落時はこの限りではない(以下参照)。
暴落時の対応
ポジション縮小
ポジションの大きさ、業績への影響度合い、含み損益状況を勘案し、現金を30~70%を目処に増やす。
ただし、買い戻すタイミングを計るのが非常に困難なので、買い戻し予定の銘柄は売り切らずに一部残す。
また、すでに指数が10%以上暴落してしまっている場合は売らない。
『下落しはじめたあとで市場から撤退することは、投資における大罪』
byハワード・マークス
中長期テンバガー枠
長期優待枠とのバランスを保ちつつ、業績への影響度合い、ポジションの大きさ、エクイティストーリーの確かさ等を勘案して優先順位を決め、順次一部売却していく。
長期優待枠
一部売却。
業績への影響度合い、優待の保有期間条件、ポジションの大きさ等を勘案し、売却優先度を決定。
西松屋チェーン(7545)※100株は残す
↓
ファンケル(4921)※100株は残す
↓
OBC(4733)
逆張り買い(バーゲンハント)
暴落は、未来のスター株を格安で手に入れることができる千載一遇のチャンスでもある。
『最良の投資方法とは、暴落時にどんな価格でもとにかく売らなければならない人から買うことである』
byハワード・マークス
平時から『暴落時に買う候補リスト』を作っておき、「その時」が来たら、血を流す覚悟で落ちるナイフを掴みにいく。
「その時」とは、追い証が発生し、万年強気のセルサイドが弱気に転じ、普通のニュースでも株がヤバいと騒ぎ出した時である。
すでに保有している中長期テンバガー枠銘柄の買い増しも検討する。
さらに、100万程度の追加入金も検討する。
暴落時に買う候補リスト
絶対買う価格は、PER、PSR、時価総額、最高値下落率等から決定する。
(2022年3月期基準)
・NexTone(7094)
絶対買う価格①:2,250円(PER47倍、PSR2.72倍、時価総額217億円、▲50%)
絶対買う価格②:1,800円(PER37倍、PSR2.17倍、時価総額173億円、▲60%)
絶対買う価格③:1,450円(PER30倍、PSR1.76倍、時価総額140億円、▲68%)
絶対買う価格④: 980円(PER20倍、PSR1.22倍、時価総額94億円、▲78%)
・SREホールディングス(2980)
絶対買う価格①:5,800円(PER108倍、PSR7.64倍、時価総額901億円、▲32%)
絶対買う価格②:4,500円(PER84倍、PSR5.92倍、時価総額699億円、▲47%)
絶対買う価格③:3,000円(PER56倍、PSR3.95倍、時価総額466億円、▲65%)