スマレジ(4431)5月月次&決算見通し
5月月次のポイント
無料プラン+560
有料プラン+12
総合計+572
ポジティブ
- 前月にみられた有料から無料への切り替えが止まった
- 総合計の増加=新規契約が572件と、前月の増加幅を上回った
ネガティブ
- 有料プランの減少(解約or無料への切り替え)は止まりはしたが、微増にとどまっており、収益面の鈍化は続いている
今後の注目点
6月月次
- 積み上がっているスタンダード(無料プラン)が、有料プランにどのくらい切り替わるか?
- 総合計の増加ペースがコロナ前(月1,000件超)に対してどのくらい戻るか?
20年4月期通期決算(6/12予定)
注目点は前回の記事から変わらず(今回の5月月次は21年4月期なので関係ない)
- 月次の急悪化(有料プランの急減)
- 月額利用料の減額措置(3~4月分)
- TVCMで広告費を投下
の3点から、4Qは業績に急ブレーキがかかっていることは間違いない。
1については適時開示で発表されているため織り込まれていると思われるが、2と3についてはよくわからない。
そして、今期予想が未定となる可能性も低くはないだろう。
これらを勘案すると、株価は足元でコロナショック前水準を回復しているが、反落リスクの方が大きいのではないかと想定する。